超初心者さん向け~ハンドメイドの始め方~
前回はハンドメイドを始めたい時に、何から制作した方がお勧めなのか?という内容を書きました。
こちらの記事では、【初心者のよくある疑問】をまとめて解消していきます!
今回も、私の経験談も混ぜながら解説していきたいと思います♪
どんな物から準備していけば良い?
趣味・副業としてハンドメイドをしようと考えているのであれば、必ずそれに見合った道具が必要になってきます。
ハンドメイドを行っていく以上、【道具は必要不可欠=必要出費】となります。
しかし、必要出費にしてもお金が出ていくことなので慎重になり、情報収集に時間がかかってしまい面倒になったり、思うように進まない方も少なくないはず…
継続できるか分からないから、初期費用は安く済ませたい。
集めて使わなかったり、すぐ壊れたりしたらイヤだ
結局、
何から揃えていけば良いのか分からない。
最初の疑問としては、こんな感じだと思います。
まずはここから始めよう!
この悩みを抱えている方は、自分がどんな物を作りたいのか。考えてみることからスタートしていきましょう!
なぜなら、ハンドメイドは分野によって必要になる器具やパーツが変わってしまったり、追加で購入しないと作れない事が多いからです。
何でもかんでも一気に揃えようとすると、かなりの初期費用がかかってきます
なので、最初に作りたい作品のイメージを固めていきましょう♪。
例えば
- アクセサリー系(ピアス、ネックレス、ブレスレット、バレッタなど)
- 雑貨(ポーチ、デコケース、カバン…)
- 刺繍用品
- レジンを使って作るもの
このように興味のあるものを書き出したり、ハンドメイドに興味を持ったきっかけを思い出してみてください。そこから自分が作ってみたいと思うジャンルを選んでいきましょう!
決めることができれば、情報収集も簡単にできて、最低限の準備するものが見えてくるはずです。
もし、作りたい作品が複数ある場合は優先順位をつけると良いです。
道具はどこで購入するべき?
作りたい分野が決まったら、それに必要な道具を揃えていきましょう!
そこで出てくる疑問が、どこで・どれくらいの道具を購入したら良いのか?というのが多いでしょう。
始める目的は?
道具を購入する方法はたくさんありますが、ここで重要なのが【趣味】or【販売目的】
二つのうち、どちらの目的でハンドメイドを始めたいかということです。
【個人用】→主に自分の趣味または練習として始めたいのか。
【販売用】→将来はショップとして運用したいのか。
そこまで明確にしなくてもいいですが、この部分を軽く決めておくことで道具にかける金額が多少変わってきます。
趣味でスタートしたい場合
プライベートで楽しみたい場合は、道具にこだわりを持たず【お試し】という感覚で購入することを お勧めします。
最近ではSeriaやダイソーでもハンドメイドに関する道具が販売しているので、そこから揃えていくとすぐ始められて、費用も安く抑えられます。
デメリットとしては、錆びやすい・慣れるまで使いずらいというのがあるかもしれません。
ただ道具はある程度使っていくと、慣れてきて使い勝手も良くなることが多いです。
なので趣味として挑戦したいのであれば道具を安く抑えて、パーツにお金をかける方が楽しさも増えて、長く続けやすいと思います。
私自身も、始めたばかりの頃はダイソーで購入した道具を使って、自分用に製作していました。
お店を目指している場合
最終的に販売を目的としてスタートしたい場合は、作品にある程度のクオリティーや個数が求められるので道具も使いやすく、長持ちしやすい物を選ぶことをお勧めします。
100均で売っている道具も使えなくはないですが、錆びやすく、商品形態がワンパターンで細かい作業をするうえで不便なことが多いです。
なので、手芸屋さんなどの専門店で道具の種類を見たり、使い方の説明を受けて購入する方が技術の向上や勉強にもなるので個人的に推しています。
材料や素材はどこで見つければいい?
道具をゲットしたら、次は作品に必要な素材やパーツを探していきましょう!
これに関してもたくさんの方法があり、主に分けると4つになります。
- メルカリなどのフリマアプリで探す
- InstagramなどのSNSを活用する
- 海外のサイトを使う
- パーツ専門のサイトで探す
上から初心者さんにお勧めの順番になっています。それぞれの方法にも、メリット・デメリットがあるので簡単に説明していきます。
フリマアプリ(メルカリ・minne・Payフリ)
一番のお勧めとして、メルカリなどのフリマサイトから探していくことです。
画像はメルカリ公式ホームページより
理由としては、品数が多い事やサポート面がしっかりしているので、初めての方でも安心して利用できるからです。
また、学生さんの場合だとクレジット決済しかなくて購入できない場合が出てきます。そんな時に【コンビニ払い】などの支払い方法があると助かりますよね♪
- 少量で注文可能
- 種類も豊富
- パーツ使用例がある事が多い
- 基本安全
- 少量でも値段が張るものがある
- 欲しいパーツが見つからない。
- 売切れの場合もあり
- 写真でしかパーツを確認できない
その他の大きな特徴として、ハンドメイド作家さんが使わなかった素材などまとめて、安く販売している場合がある事です。
うまく探せば、個別で購入するよりもはるかに安くパーツを手に入れることができます。
SNSを活用する
次にお勧めなのが、InstagramなどのSNSを活用して購入する方法です。
近年では、複数の販売元を活用してショップを運営している方が多く、SNSも手段の一つとなっています。
ハンドメイドを始めたての頃は、素材のサイズ感で失敗することも珍しくないので、商品の情報集めは大切です。
そこを解決するのがSNSのライブ配信サービスです!
Instagramの場合だと集客のためにライブ配信で商品を紹介していることが多く、色々な角度から商品を見ることができます。
また質問をして回答が返ってくる時間が短いことも利点の一つです。
何よりショップのオーナーと直接やり取りができて、安心感があるので利用する作家さんも増えています。
- 少量注文OK!
- 配信などしている場合、動画越しに商品を見ることができる
- 販売者と直接交流できる
- 他の作家さんと繋がれる
- 支払い方法が選べる(銀行振り込み、ペイペイ送金、など)
- 詐欺の可能性もある。
- 支払い期限が短い。
- 匿名配送がない。
- 問題が起きた場合は当事者同士で解決が基本。
デメリットといえば、アプリのように仲介会社がないので、トラブル関係は当事者同士で解決が基本。
また、注文してから料金を支払う期間が短いことも多いです。これに関しては、オーナーとある程度の信頼関係があれば融通が利くことが多いので、最初さえしっかりすれば深く考えずとも良いかと思います。
慣れてくれば、独自のイベントに参加すると楽しみながら商品を選ぶこともできます。
海外サイトの利用
AliExpressなどのような海外サイトでも、パーツを探すこともできます。
海外ならではの珍しいパーツや、価格の安さ、種類が豊富といった点で、他の方法にも引けを取らない利点があります。
しかし、海外ならではのデメリットとして
不良品が届いても返品作業が難しかったり、届くまでに時間がかかる点があげられます。
慣れてくれば、商品を作りながら到着を待つこともで解決できますが、
初めの頃は【鉄は熱いうちに打て】というように、
関心があるうちに作り始めた方が断然いい!!という理由で、最初のパーツ集めにはお勧めしていません。
パーツ専門店サイト
ハンドメイドのパーツを販売している専用サイトは、始めたての頃に挑戦するのは不向きかと思います。
お勧めしない理由として、パーツの販売を生業としている業者向けサイトが多い為です。
特徴として以下の三つがあります。
- 注文する際の最低個数(ロット)制限などがあり
- 少量注文ができない場合あり
- 会員登録が必要
最近では、一般向けに販売しているサイトもありますが、品数が思ってたよりも少ない場合もあるのでお勧めしていません。
まとめ
ハンドメイドを続けられるかどうかは、制作過程が楽しいと感じるかが重要です!
途中で道に迷わないように、まずはしっかり作りたい分野を決めていき、そのうえで必要なものを揃えていけば迷子にならないはずです!
パーツ集めに関しては慣れてくれば自然と情報も入ってくるので、最初は手の届く範囲から集めていきましょう。または、複数の方法を合わせてパーツを集めていく作戦も素敵ですね♪
方法は必ずしも一つと限りません。自分の始めやすいことからチャレンジしていきましょう!
今回の記事で、誰かの参考になってくれると嬉しいです。
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